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院長 石原藤樹の著書 『健康で100歳を迎えるには医療常識を信じるな!』ここ10年で変わった長生きの秘訣

認知症への対応|品川区北品川の内科・循環器内科なら北品川藤クリニックへ

電話番号03-6433-9957
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認知症への対応について

認知症への対応について

認知症イメージ

当院ではご家族への指導を含めて、認知症への対応に力を入れています。院長の石原は認知症サポート医の資格を持ち、スタッフには認知症専門看護師を擁して、幅広く認知症への相談と治療に応じています。

“もの忘れ”が気になったら一度受診を

認知症とは、正常に働いていた脳の機能が低下し、記憶や思考への影響が見られる病気です。物事を記憶したり判断したりする能力や、時間や場所・人などを認知する能力が低下するため、生活上の支障が出てきます。
今まで普通にやれていたことが急にできなくなった、通い慣れているはずの道がわからなくなった、大切な約束を忘れるようになった、同じことを何度も聞いたりするようになった――こうした“もの忘れ”には単なる加齢による場合と認知症の初期段階の場合とがありますので、一度ご相談ください。

こんな症状はご相談ください

  • ものの名前が思い出せない
  • しまい忘れや置き忘れが多い
  • 財布やクレジットカードなど、大切なものをよく失くすようになった

ご家族のこんな症状にお気づきの方はご相談ください

  • 時間や場所の感覚が不確かになってきた
  • 何度も同じことを言ったり、聞いたりする
  • 慣れている場所なのに、道に迷った
  • 薬の管理ができなくなった
  • 以前好きだったことや、趣味に対する興味が薄れた
  • 鍋を焦がしたり、水道を閉め忘れたりが目立つようになった
  • 料理のレパートリーが極端に減り、同じ料理ばかり作るようになった
  • 以前より怒りっぽくなった
  • 財布を盗まれたと言って騒ぐことがある
  • 映画やドラマの内容を理解できなくなった

アルツハイマー型認知症と脳血管型認知症

認知症は、脳の病気や障害のために、正常だった記憶や思考などの能力が低下していく障害です。
認知症の主なものには、アルツハイマー型認知症と脳血管型認知症、そして、レビー小体型認知症と前頭側頭型認知症などがあります。

アルツハイマー型認知症

脳にアミロイドβ(ベータ)などの特殊なたんぱく質が溜まり、神経細胞が壊れて減ってしまうために、神経が情報を伝えられなくなって発症すると考えられています。また神経細胞が死んでしまうことによって脳自体も萎縮していき、体の機能も徐々に失われていきます。認知症のなかでも一番多いタイプとされており、男性よりも女性に多く見受けられます。

脳血管型認知症

脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など、脳血管性の疾患によって、脳の血管が詰まったり出血したりして脳の細胞に酸素が行き届かなくなり、神経細胞が死んでしまうことによって発症するタイプの認知症です。

レビー小体型認知症

近年アルツハイマー型に次いで数が多いのでは、と言われている日本で発見された認知症です。見えないものが見える幻視と、症状の大きな変動、パーキンソン症状と呼ばれる、体の震えや歩行障害が特徴です。

前頭側頭型認知症

人格の変化を伴うのが特徴で、急にそれまでの性格が変貌し、別人のように変わってしまいます。また、他人の物を盗っても平気になることがあり、万引きなどを常習的に行なうことがあります。

認知症の治療

認知症を完全に治す治療法は、まだありません。そこで、できるだけ症状を軽くして、進行速度を遅らせることが治療目標となります。
治療法には、薬物療法と非薬物療法があります。このうち薬物療法は、アルツハイマー型認知症の中核症状(記憶障害や判断力の低下など、脳の神経細胞が壊れることによって直接起こる症状)の進行をある程度抑える薬が若干あるだけで、脳血管型認知症に効果のある薬剤は現在のところ存在しません。そのため、非薬物療法によって症状を抑えることが主な治療となります。

薬物療法

認知症の薬物療法には、認知機能を増強して、主な症状を少しでも改善し、病気の進行を遅らせる治療と、行動・心理症状(BPSD)を抑える治療があります。薬の効果と副作用を定期的にチェックしながら、患者様の症状に合わせて使用していきます。

非薬物療法

認知症と診断されても、本人にできることはたくさん残っていますので、家庭内で本人の役割や出番をつくって、前向きに日常生活を送ってもらうことが大切です。書き取りやドリルなどの認知リハビリテーションのみならず、昔の出来事を思い出してもらうこと、家族以外の人たちと交流することなども、脳の活性化を促し、効果的です。